小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

コンビニおでんが本当に売っているもの

oden.jpgこんにちは!こばやしです。

しばらく忙しく、更新が滞っておりました。

いよいよ寒くなってきましたね!

夜にコンビニおでんを買ってきて、営業スタッフといっしょに食べました。

寒いところで食べると絶品ですね!

ところで、

なぜ、コンビニで「おでん」を売っているのでしょうか?

それは、「会話を売るため」なんです。

 

「セブンイレブンおでん部会」(朝日新書)によると、

初めてコンビニでおでんが売られるようになったのは、1986年(※注)。

なんと、もう25年近く売られているんですね。

上記の本によると、

セブンイレブン店舗スタッフがいちばん楽しいと感じる業務は、

「おでんを売ること」なのだとか。

なぜか?

「大根どうですか?」

「こっちの具材、もうすぐ食べごろですよ。」

なんて会話ができるおでんは、客とのコミュニケーションができる貴重な”ふれあいアイテム”なんですね。

お客さんにとってもおんなじです。

一人さみしく家に帰るんじゃなくて、ちょっとした会話で元気をもらえたり、あったかさをもらえたりするんじゃないでしょうか?

つまり、

お客さんには「ふれあい」という価値を届け、

スタッフには「ありがとう」の言葉という価値をもらえる、

不可欠な商材というわけなんですね。

モノじゃなくて価値を届ける商品。

こんな商品をたくさん作り出せるよう、我々も頑張らなくちゃいけませんね。(^^)

カテゴリー | ソムリエ日記 , ワクワクすること2010年12月10日