小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

『世界一短い物語』と『ケータイ文化』

当ブログが本格的に立ち上がって、1ヶ月ほどになります。「たまごに」「食」を中心に、日常のことなど思いつくまま書かせてもらっています。 想いを文字にする事、まだまだ慣れず乱文、誤字のオンパレードで心苦しい限りです。
さて、 「良い文章を書く事」に関して、興味深い内容を読みました。Pick the Brain の「文章を書くときの 12 と 1/2 のルール」というエントリを和訳されたページです。
それぞれ大変面白かったのですが、一番印象的だったのが、『小説が必ずしも長い文章である必要がない』という実例として挙げられた、ヘミングウェイの最も短いたった6単語の物語です。
「売ります:赤ちゃんの靴。未使用」これだけです。
なるほど。 ここには確かに物語がありますね。
『誰が売りに出しているのか・・?夫婦?それとも母親?』『なぜ未使用なのか・・?』『もしかして・・』『ひょっとして・・?』
色々想像が膨らんできます。こういう行間や「背景」を読ませる文章を操るところが小説家たるゆえんなんでしょうね。 私なんか、なんでもかんでも説明しようとしてしまいます(^^;
もしかしたら日に数十回と短文でメールする十代若者の方が、端的な文章を書くスキルがずっと高いのかもしれないですね。
カテゴリー | ソムリエ日記 , ワクワクすること2009年01月14日