小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

なぜお寺に商売繁盛のご利益があるのか?

こんにちは!

たまごのソムリエ・こばやしです。

少し前に、アジサイ見物に

四国八十八ヶ所のひとつ

雲辺寺へ行ってきました。

 

1万本をこえる紫陽花と

個性豊かな五百羅漢の像が有名で

この時期はとても素敵なんです。

88の霊場のうち

最も標高が高いそうで、

キリっとした空気が荘厳さを

感じさせるお寺です。

 

ただ、

なぜかご本尊のお堂内に

グッズ販売看板POPがあったり

ダジャレにひっかけた祈願があったり

なかなか商売っ気が高い

おちゃめなお寺だなあ、という印象も。

 

せっかくなので、

そんなグッズのひとつ

「商売繁盛」のローソクで

お祈りすることにしました。

僕たちは卵を通して

お客様のお店への

“繁盛提供”がビジョンのひとつですし。

で、ですね。

ローソクの火をみながら

フト思ったのですが、

 

そもそもなんで

お寺で「商売繁盛」のお祈り

なんでしょう??

 

神社だと、

商いの神様「えびすさま」が

ご神体だったりもしますし、

 

「商売繫盛」の成就が

あっても良さそうな気はしますが、

 

仏道と商売繁盛って、

そもそも関連があるのかなぁ…?

 

そんなことを考えながら

手を合わせてきました。

 

うーん。

 

そういえば、

「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」

の『三方良し』の考えを近江商人に

伝えたのは高野山のお坊さんだと

聞いたことがあります。

 

商売って

「他人を喜ばせること」が本質ですから、

『利他のこころ』が商売-仏道と

リンクしているのかもしれません。


あと、お寺さんの商売繁盛祈願には

もともとあった『後半部分』が

忘れられちゃったんじゃないのかなぁ?

・・・と思うんです。

『後半』、ようするに

「願いがかなったあと」のこと。

 

むかし台湾のお寺で

めちゃめちゃ豪華な供物を

捧げ熱心にお祈りしている人達を

見たことがあります。

 

ガイドさんに聞いてみたところ

「願いがかなったお礼のお祈り」だとのこと。

 

なかなか興味深いですね。

 

成就したから

「お世話になりました!」と

大いにお供えをし、

めちゃくちゃ真剣にお祈りしているんです。

 

つまり、台湾の人にとって

達成前の「商売繁盛」などのお祈りは『決意表明』、

 

そして

かなった後の感謝お祈りが

仏様にささげるお祈り

ということでしょうか。

 

こう考えると日本の場合は

神社もお寺も

たのみっぱなしがフツーな気がします。

 

仏様も神様も

「頼むばっかりでいい気なもんだ。」

なんて考えているかもしれません。

 

仏教徒が多数を占めるタイでは、

仏教徒を守る神様のインドラ神が白い鶏に変化したとのお話から

にわとりがシンボルになっていますし、

 

伊勢神宮を代表に日本の神道では

ニワトリは特別な鳥なんですよね。

 

僕たちもニワトリさんを通じて

たまごの商売を通して、

 

報恩と利他の心

肝に銘じてまいります。

 

ここまでお読みくださって、

ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき2022年06月23日