小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

夏はたまごの準備期間の時期でもあります

こんにちは!

たまごのソムリエ・こばやしです。

夏真っ盛りですね!

ウチの田んぼの稲穂もすくすく育ってきてまして
新米が採れるまであとわずか!です。

たのしみですね~。

 

さて、僕たちは地元の産直店さんに
たまごの売り場を持たせてもらっています。

売れ方やお客様のお声がけから
いろんな情報も得られますし、

たくさんある種類のたまごも、
余裕が多くあるときは
こちらで販売を多くさせて
いただいたり、調整弁としての
メリットも大きいんですね。

この産直店さん、僕たちは
たまごを通年お持ちをしてますが、
野菜などに関して、
ご出品されている農家さんによっては
夏場には出すものが少なくなる
そんな方もいらっしゃいます。

それは、夏場にお米を作っていらっしゃる方。

秋に刈り取った後、
そこでいろんな野菜を作られたり
そんな農家さんもいらっしゃるわけです。

ですので、
夏は数か月出品が少なくなり
相対的には冬場の方が
野菜が多く集まる傾向があります。

美味しいお米とひきかえ
しょうがない部分もありますね~。

 

実はたまごもちょっとだけ
似た傾向があります。

ぼくたちも、
全てのお客様にお出しする
たまごが最も少なくなるのは、
夏なんです。

なぜか?

それはぶっちゃけると
売れない時期だから。

いや、正確には
お客様がたまごを使う量が減る時期だから。

たとえば、洋菓子店さん。
夏は、焼き菓子よりも
涼しげなゼリーなど水菓子の
売り上げが上がります。

一年通してみると
スポンジケーキなどの
販売比率が低い
すなわち卵の使用量も減るんです。

料理店さんでも
あつあつたまご料理!なんて
のよりも、さっぱりお刺身や
夏野菜料理などを重視される
お店さんもあります。

ご使用量が減るので
僕たちのご出荷する量も
減らすのです。

じゃあ、困った季節なのか?
というとそんなことはありません。

この時期には全国で
農場にてはニワトリさんの
若い鶏への入れ替えを
積極的に行いますし、

強制換羽といって
たまごを生むのを休ませて
ニワトリさんにリフレッシュしてもらう
そんな時期に充てたりもします。

また、お客様との打ち合わせも多い時期ですね。

ちょっと小休止の時期は
その時期しかできない
やるべきこといっぱいの
大事な時期だったりするんです。

ここまでお読みくださって
ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご全般コラム2022年08月14日