小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

たまごの殻に色づけしても食べられる?

]こんにちは!

たまごのソムリエ・こばやしです。

 

昨日、イースターのイベントで

ご飲食店さんなどで

「たまごのカラに色づけをする」

イベントも面白いのでは、

というエントリを書きしました。

イースターのイベントをお店で活用するのはいかが!? | たまごのソムリエ繁盛コラム

お問い合わせをいただきまして、

「たまごのカラに色づけをしたとき

中身は食べられるのか?」

というご質問です。

 

なるほど・・・!

ステキな色づけをした卵は

たくさんありますが、

あとでコレ果たして食べても良いのかどうか…!?

 

結論から言うと

マジックペンや

絵の具などで色づけした場合は

そのままでは食べられません。

 

たまごのカラには気孔

という細かな穴が

一万個ほどあいていまして

 

色づけの溶剤によっては、

内部まで浸透してしまうこともあります。

 

同じ理由で「これはゆでたまご」

なんてペンで書いたりも、

しない方が良いですね~。

 

ですので、

食べられない、もったいない!

とならない方法は2つ。

方法➀:中身を出してしまう

最もポピュラーな方法で、

たまごのお尻の部分に小さな穴をあけ

ハリのようなもので中身をかきまぜ

 

フリフリして

そこから出してしまいます。

乾かしておくと

長く飾れますので、おススメです。

 

デメリットは、

「ちょっとめんどくさい」

ことでしょうか。

海外ではこんな風な

「たまごの中身出し器」も

売ってまして、

 

それくらい広く

たまごのカラ色づけを

みんなしているんですね~。

 

穴をあけたあと、

クリップなんかでかき混ぜて、

こんな風に出してしまいます。

 

後は、オムレツでもたまご焼きでも

美味しくつかっちゃって

残ったカラに色づけです。

 

 

方法②:食紅など食用染料をつかう

これもすごく多くて、

昨日紹介した米国ホワイトハウスの

たまごイベント「エッグローリング」で

使われるゆで卵は

食用色素でゆでてまして

鮮やかな色味のたまごになりますが

中身は美味しく食べられます。

そもそも中国や東南アジアでも、

たまごのカラに赤や黄色に色づけして

お祝いに使う、という風習がありまして、

 

赤ちゃんが生まれたお祝いに

みんなで食べるんですね。

ですので、

食紅などで2、3色をそろえて、

色づけをしてみるのも面白いのではないでしょうか。

 

ぜひ、お店のちょっとしたイベントで、

お試しくださいませ~。

 

ここまでお読みくださって、

ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご全般コラム2022年03月16日