小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

パキスタンの『エッグファイト』

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

パキスタン北部の都市ペシャワールの若者は、ラダマン(断食)明けの伝統行事として「たまごファイト」なるゲームをするそうです。

eggfighting2015.jpg

どんなゲームかというと、

それぞれが自作の固ゆで玉子を持ち寄って、お互いにぶつけあう。 割れた方が負け。

勝ったもの同士がまた戦い、最後に残った一個・・・じゃなくて一人が優勝。

これだけのシンプルなルールです。

やってみると判りますが、結構コツがいります。

たまごの選び方、

たまごの持ち方、

ぶつけ方・・・・・・

いろんな要素があって、結構たのしいゲームです^^

パキスタンの若者は、それぞれが自分のたまごをオリジナルカラーで染め上げてゲームに臨むんですが、なんだかミニ四駆やポケモンバトルみたいで面白いですね。

eggfighting.jpg

 

◆世界中にある卵ぶつけゲーム◆

この「エッグファイティング」は、実は世界中で行われておりまして、「エッグタップ」「エッグジャーピング」なんて名前で呼ばれています。ヨーロッパでは、中世の時代から、競われていた記述が残っているんですね。

ちなみに英国では「エッグジャーピング世界大会」なる催しもあるそうです。 世界中から猛者が自慢の卵をもって駆け付けているんでしょうか!?

非常に気になります。 行ってみたい!

(参照:Pakistan children “egg fighting” to celebrate Ramadan

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまごの歴史・文学・文化学2015年07月31日