小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

世界一の忍者たまご、ウズラ卵

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

今回は、たまごの模様について。

ニワトリさんのたまごは、白だったり赤だったりしますが、模様は無い単色のことが多いです。

ですが、実は世の中のほとんどのたまごは、敵に見つからないように偽装模様がついているんですね。ちょうど軍隊の迷彩服みたいなもんです。たとえば下の写真は、コクチョウのたまご。

uzura_tamago.jpg

さて、ディスカバリーニュースの記事によると、その中でも世界トップクラスの迷彩模様を持つ卵は、なんと日本ウズラ、皆さんが食べているうずら卵なんだそうです。

「地味な色だよなぁ。」

とは思われるでしょうが、まさかそんなにスゴイ迷彩だとはあまり実感が無いんじゃないでしょうか?

 

ウズラさんの真のスゴさは、お母さんごとに色んなパターンのたまごを産み、また自分の子供がピッタリ隠れる配色の地面を見つけて隠しちゃう点にあります。

uzura_tamago_ninja.jpg

この写真はアップなのでかろうじて判りますが、離れた場所から見ると、外敵が発見するのはほぼ不可能になるわけですねー。

上の写真は、いろんな違った模様のたまごですが、すべて「日本ウズラ」という一種類から産まれた卵(うずら卵)です。すごい多様性です! 黒っぽいのや白っぽいやつ、それぞれ地面に合った傾向の模様になっているんです。それぞれのお母さんウズラが、どうやって自分の子供の模様パターンを把握しているかは、まだ判ってないそうです。
うーん、思ったよりスゴイやつなんですね。
ぜひ今度、おソバを食べるときにでも、ウズラたまごのスゴさを思い出してみてくださいませ!
(参照:Eggs Say ‘Hey Mom We Match’: Photos : Discovery News http://news.discovery.com/animals/eggs-match-mom-photos-130117.htm
カテゴリー | ソムリエ日記 , たまごのビックリ科学2014年03月15日